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チョークの役目は?
エンジンが冷えている時にチョークを使用すると
ガソリンの流量が増えエンジンが掛かり易くなります。

キャブレターはガソリンを燃料とする内燃機関において、
燃料を霧状にして噴出させると同時に、
エンジンの負荷に応じた比率で空気と燃料を混合し、
エンジン内に混合気を供給するための装置である。

エンジンは、ガソリンと空気の混合気をシリンダ中に吸入し、
この混合気をピストンで圧縮したあと点火、燃焼・膨張させて
ピストンを往復運動させる内燃機関。Wikipediaより


点火するには酸素とガソリンの混合気の混合比が重要ですが、
寒くなると酸素の量が増えてしまいます。

例えると
乗車率100%の電車が有るとして太っている人達(夏)と、
痩せている人達(冬)では、どちらが多く乗車できますか?

夏は空気が膨張していて酸素の量(数)が少なく、冬は多くなります。
空気中には水(湿気)も含まれていて夏は多く(多湿)冬は少ない(乾燥)
夏は空気中の水分も多く、さらに酸素が減り、
冬は空気中の水分が減るので、酸素がさらに増えます。

増えすぎた酸素には多目の燃料を混ぜて、最適な混合気を作ると言う訳です。

エンジンが暖まったらその熱で空気が膨張したりして
チョークを戻さないと、今度は燃料が多すぎてカブります。
ちなみに僕は、チョークを引いてエンジンをかけると
30秒も経たないうちにチョークを戻しています。


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